残存歩行者

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自動車教習所の学科で教わる一番難しい単語それは

「残存歩行者」

ではないだろうか。

そもそも「残存」という言葉自体に汎用性が全くない。

「残存歩行者」

は車の免許を取得し、道路に出て、さらに社会に出ても、

日常会話で耳にすることはまずない。

ちなみに、私が住む未来世紀・曙はこの残存歩行者が多い。

いたるところで残存している。

歩行者以外もザンゾンしまくりである。

特に自転車。

未来世紀・曙の自転車は90%において、

ブレーキをかけた際に「ギィ〜」という不快な音がなるようにできている。

仕様らしい。

「ギィ〜」には苦しみ、葛藤といった様々な機微が内包されており、

こちらとしても「キレイな指してたんだね、知らなかったよ」としか言いようがない。

大量の空き缶を積んだ自転車が曲芸よろしく聖地☆三和金属へ向かう。

チベットの修行僧は五体投地をしながら聖地カイラス山へ向かうが、

曙の場合はブレーキをギィギィさせながら聖地へ向かうのである。

「あんなに難儀するなら働けばいいのに」

たまにそんなことを言う輩もいるが、

彼らはルールに縛られたくないのである。

Fuckin'社是なのである。

そして、近隣にラーメン屋が4軒もあるのに全て30点くらいのクオリティしかないという曙を心いくまでゾンゾンしているのである。

ZOZO TOWNなのである。ツケ払いなのである。

 

話はガラリと変わるが、曙に最近ステーキ屋がオープンしたのだが、

入り口にまさに曙ライクな警備員がいる。

最近思うのだが、

店に雇われずに勝手に警備しているんじゃないかという疑惑が湧いてきている。

その理由については以下の通り。

・トランシーバーを 4つぶら下げている。(他にメンバーなし)

・夜になると最高にビカビカ点滅する警備用の棒を持っている。

・帽子のマークがなんか必要以上にかっこいい気がする。

・見かけるたび首を傾けてかっこよくタバコに火を点けている。

石原裕次郎がドラマのエンディングでやっていたのと同じタバコの吸い方

 (無論かっこよすぎる)

いつか声をかけてみたいが、そんな勇気があるだろうか。

そのステーキ屋の前の横断歩道が最も残存歩行者が多いのである。