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霧の浮舟問題

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霧の浮舟というロングセラーチョコレートがある。

本来チョコレートというのは、テンションがあがるものである。

特に昭和世代の我々にとっては永遠にプレミアムな存在である。

いちいちキリマンジャロ的な場所で地元の人が頭上にカゴにカカオを摘んで、

それの時給がどうやら安いみたい、とか考えない。

ましてやそれに引っ張られて、アントニオ猪木がブラジル時代に農園で苦労したことも考えない。

さらには猪木があまりの過酷労働に耐えかねて、醤油を一気飲みして仕事を休もうと考えてたなんて絶対頭に浮かばない。

「醤油を飲むとねフフフ、翌日高熱が出、元気ですかー!フフフ元気があれば醤油も飲める」(アントニオ猪木・談)

 

遠足の前日、リュックに詰めたチョコレートの存在感が遠足そのものを凌駕していた時代。それが昭和。

まさに手段の目的化。

手段の目的化によるさまざまな運用の失敗。

手段の目的化によるKPIの(もういいか)

さて、遙か昔から疑問に思ってしかなたいことがある。

それは”霧の浮舟”のネーミングについてである。

よくわからないが、商品名などは会議かなんかで決まると思う。

ロッテなんて大企業なので、

おそらく、スーツを着た大人20名、北朝鮮の各施設の映像で見るような白衣のアヒルのコックさんみたいな風貌の人が5人、

大体そんな構成に広告代理店の人らが混じってネーミングやらブランディングをするのだと思う。

その上で思う。

なんで”霧の浮舟”という製品名が会議を通ってしまったのか、と。

霧の浮船・・・・

テンションあがるどころか、事件性すら感じるネーミング。

「あっ!浮舟だ」

「お前ちょっと見てこいよ」

「嫌だよ、怖いよ」

海や湖に忽然と浮船があったら誰でもこんな感じになるだろう。

死体がいる確率はそりゃあ桜の木の下の数倍が高いだろう。

なんで霧の浮舟なんだろう。

霧の浮舟は”エアインチョコ”という部類らしい。

昭和生まれなのに格好をつけすぎている感が否めない。

食感がパスパスしているのだから”パスパスしたやつ”でいいんじゃないかと思うのだが、

このパスパスが、あー浮舟の・・・ってならない。

とはいえ、実は筆者はダークなものが大好きなので、

霧の浮舟に関しても大いにやってほしいと思っている。

(なにを大いにやるのかアレだが)

そもそもデスメタル出身デスメタル部屋なもので、

苺のファンシーなデザインの中に悪い予感しかしない浮舟がある世界観が大好きなのである。

皆さんも知っているスウェーデンのドゥーム・メタルバンド”キャンドルマス”の世界観に通じるものがあって大変好ましいと考えている。

え?知らない?

え?家にテレビないんですか?

・・・仕方ない、では彼らのPVを引用してキャンドルマスのこと少しだけ教えます。

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北欧の不気味な森の中、黒尽くめの男たちが棺を持って歩いている。

 

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墓にたどり着きました。北欧は火葬しないようですね。

業者にお願いしないで自分らで棺を運ぶのはいなせです。

 

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墓標にはメサイア・マーコリンという故人の名前。

 

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1993恋をした〜君に夢中〜、なんて思うこともなく、

故人の冥福を祈る黒尽くめの男たち。

 

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あれ?なにやら棺から煙がもくもく出てきましたよ。

 

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どうやらメサイアさんは生きていた・・・というか死んでいなかったようです。

どうなっているんだ北欧の医療システム・・・。

しかし改めて見ると、メサイアさんは近所のパーマ屋のおばさんにしか見えませんね。

 町で会ったら「あんた、刺し身あるから持っていきなさい」なんて声掛けてもらえそうです。

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墓から出しなに歌う元気。完全復活といったところでしょうか。

 

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こうして見ても分かるように、メサイアさんは太っています。

デスメタルでヴォーカルがデブというのはこの人が作った文化です。

(その後誰も継承してないけど)

絶対この人ドラム担当だよなーと思っていたらまさかのヴォーカルだった時みたいに一瞬「んっ」てなります。

 

えーと、あ、霧の浮舟の話だった。

まぁいいや。