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「仁義なき戦い」から学ぶ戦争の始まり方④

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あらあら。

広能の思いと全く反対に坂井が山守の家に押しかけました。

日本刀ブンブン振り回しています。

「ワシを殺ると言うたそうじゃのぉ!殺るならいつでも来いやぁ!」

来いやぁと言いながら自分から訪問するせっかちな坂井。

「欲しいものはなんでもあげるけん」ベタな命乞いをする山守。

かくして山守は引退に追い込まれ坂井が組のトップに立つこととなりました。

 

この時点で、山守についているのは槇原と矢野だけです。

槇原はそれを隠して坂井についています。

いわゆるスパイですね。

 

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槇原は坂井に、矢野が不審な動きをしていることをリーク。

早めに殺らんと危険である旨を伝え、けしかけます。

仲間意識とか仁義もへったくれもないですね彼らは。

あ、だから「仁義なき戦い」なのか。

 

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仕事が早い坂井。

殺そうと思ってから殺すまで、映画の尺で言ったら2分くらいでした。

ちょっとこのあたり編集が雑になってきています。

 

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そうこうしている間にグラハム・ボネット化が進んでいた広能が山守に呼ばれます。

山守と槇原は、矢野が死んだのは広能のせいだと攻めます。

なんでそうなるかが全くわかりませんが、とりあえずそうなんですね。わかりました。

広能はそこで、坂井が自分の言う通りに山守と和解しなかったことを知ります。

広能の怒りは坂井へ。

山守はけじめをつけるために坂井を殺れと広能に命令しますが、

広能は、山守に盃を返し、自分自身のけじめのために坂井を殺ると言います。

山守からすると結果オーライですね。

「もうアンタの手には乗らん」と山守に言い放つ広能。

すいません、圧倒的に乗ってますよ・・・。

槇原が、坂井が現在休んでいるビジネスホテルの場所を広能に教えます。

googleマップがないので、でかい地図に赤丸です。

坂井を殺るぞと部屋を出て行く広能。

絶望的に要領が悪い男です。

 

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暗殺のために坂井の部屋に入るも速攻で鎮圧される広能。

坂井がひとりだと思ったんでしょうか。

サイボウズがあったらなと思わずにはいられません。

「さあ殺れや!」潔いよいのかなんなのかわかりません。

命ど宝Tシャツを進呈したくなります。

 

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ところがです。坂井は広能を許します。

子供ができて殺る殺られるのヤクザ稼業に辟易しているようですね。

情報戦のスパイラルはどこかで許すとう行為が出て止まるものなんですね。

ところが・・・

 

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坂井は山守の使いにおもちゃ屋で射殺されます。

子供のおもちゃを選んでいる最中でした。

結構、モノで子供を操るタイプのパパだったんですね。

 

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坂井の告別式がしめやかに執り行われています。

喪主は山守です。なんでやねん。

これで山守組の内紛劇は終止符を打ちました。

 

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そこに広能がづかづかと現れ、祭壇の前に立ちます。

「鉄ちゃんこんなぁ(お前)こげなことしてもろてからに満足か?満足じゃなかろうが。ワシも同じじゃ」

そうですよね。殺した人に弔われるって死んでも死にきれないですよね。

そして広能は祭壇目掛けて拳銃を乱射します。

 

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激昂する山守

「広能!おんしゃ腹くくってのことだろうな!」

 

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シリーズ全作通しての名台詞ナンバーワン

「山守さん・・・弾はまだ残っとるがよう・・・」

くーっかっちょいい!

この映画はこうやって復讐の連鎖、淘汰に次ぐ淘汰で治まるわけですね。

 

冷静に振り返ってみて殺し合う必要性がかなり低いということが言えます。

つまり、この時代にサイボウズがあれば・・・

じゃなくて、当事者同士で確認し合えば殺し合わなかったわけです。

自分を攻撃するなんらかの情報があった場合、

それは、なんらかの思惑が働いていると考えれば良いのです。

「なんだとーっそれは許せん!〜」ではなく、

それは本当のことなのか、歪曲されてないか、利用されてないか、これとこれが潰しあったとき誰が一番得するか?

を考えてみると、戦いまで発展する確率が少しは下がるのではないでしょうか。

おわり